理念も施設選びで重要な判断材料

転職する際、優良施設であるか否かを見極めるポイントは、幾つか考えられます。福利厚生や年収、休暇制度などチェックポイントはたくさんありますが、見落としがちなのが経営理念や介護理念です。
この理念が自分と合っていなければ、いくら条件が良くても周りとギャップを感じてしまい早期退職につながってしまう可能性があります。つまり長く働き続けるためにも理念に共感できる介護施設を選ぶことが重要といえるのです。

まずは、介護施設の運営会社及びその施設のホームページ並びにパンフレットなどに、経営理念または介護理念が確実に明記されているか否かをチェックしましょう。大事な点はその施設の考え方と対応に対する共感の可否です。
共感できると感じたら、施設見学に行きましょう。介護業界では面接時などに施設を見学できるところも多いです。見学した際に現場スタッフの対応が理念通りの行動なのかどうか確認してみましょう。
また見学できたときは施設長と話をすることも大切です。その上で施設長に大切に考えている点などをダイレクトに質問し、回答が施設の理念とずれていないかを確認します。施設長の返答次第により、その施設が優良施設であるか否かを見極める判断材料になります。

その他、介護施設における優良施設の見つけ方としては、その施設が持つ明るい雰囲気の有無が見極めるポイントになります。利用者の表情が穏やかで楽しそうであることと、スタッフと利用者とのやりとりに温かみがあることが大事です。